『名もなき毒』 読みました。

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名もなき毒 宮部みゆき

図書館に行ったら、偶然新刊のこの本が置いてあったので、借りました。
宮部みゆきさんの本はすっごい久しぶりで、『クロスファイア』以来でしょうか。
その他は二冊くらいしか読んだこと無いんですけど。

ストーリーは、毒物を使った無差別殺人が起こるところから始まります。
昔ありましたよね、コンビニの紙パックジュースとかに、
青酸カリが混入されたりした事件。
まっ、あらすじは、Amazonとかで見てもらうとして、適当に感想。

タイトルになっている『名もなき毒』ですが、もちろん青酸カリや
砒素、トリカブトなども毒ですけど、この『名もなき毒』ってのが
「そうだな」って思わされました。

例えば、「雰囲気」悪い雰囲気って『毒』ですよね、精神的に。
後は、自分は不幸だって思っている人にとっては、
幸せに暮らしているように見える人達だって、『毒』になるでしょう。
そんなのが、この『名もなき毒』なのかなって思いました。

そんな事を考えると、身近には毒がいっぱいになってしまいますけどね。