ふぶき
今日一日なんだか悲しかった。
週末帰ったときに、とっても元気が無く、もうやばいかなって思っていたところだった。
父親が散歩に連れて行ってもすぐに休んでしまったらしい。
でも、もう十数年も生きていたので、きっと大往生だろう。
ふぶきを飼い始めたのがいつなのかはよく覚えていない。
たぶん、ボクは大学で東京に行っていたときだったと思う。
でも、実家に帰ったときはよく散歩をしていた。
よく吠える犬だったけど、飼い主にはとっても優しいやつだった。
たまに帰ってくる僕ですら忘れずにいたし。
「ふぶき」という名前は、兄がつけた。
親戚の犬が「さくら」だったので、「桜吹雪」にしたかったらしい。
その「さくら」は去年亡くなった。
また天国で逢って、「さくらふぶき」になって欲しい。
じゃあね、ふぶき。
