雪の夜話

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「雪の夜話」 浅倉卓弥を読みました。

この本は、推理小説を買ったときに違うジャンルの本も読みたいなって思って買いました。
浅倉卓弥さんの本は、数年前に「四日間の奇蹟」を読んだのですが、それが面白かったので、また読んでみようと思ったのです。

ジャンルとしては、ファンタジーというか、現代的童話というか、なんと言ったらいいか、リアルと不思議が混在しているのが面白かったです。
でも、「四日間の奇蹟」の方が好きですけど。

読んでいて、気に入った一文があったので紹介します。

「僕は雪子と出会えたことに感謝した。彼女が失われてしまったことを思うよりは、彼女の言葉の数々に触れられたことを喜ぶ方がよっぽど素敵な事だったし、何よりそれが少女が教えてくれたことだった。」

こんなように思えて生きていければいいですね。
なかなか思えないんじゃないでしょうか。