東京タワーを読みました

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ベストセラーの「東京タワー」を読みました。
なんか年上の人を好きになっちゃう方じゃないっすよ。
フランキーの方です。

いつも行っている図書館にあることは知っていて、借りよう借りようと思っていた
のですが、いっつも貸し出し中。
そこで、「予約できますか?」って聞いたらできるってことなので、
初予約してみました。
そしたら先週の土曜日に連絡があったので、さっそく借りてきました。

感想を書く前に、ちょっと余談ですが、
ボクは二週間に一回のペースでその図書館に行っているんですが、
今回図書館に行ったら、何も言っていないのに「東京タワーですね」って
いきな言われました。
かなりの常連になってしまったようです。
小さな地元の図書館に来る20代後半の青年なんて珍しいですもんね。

さて、読んだ感想ですが、とってもいい話でした。(ありきたり?)
売れているのがわかるって思いました。
評価的にはダビンチコードの数十倍いいです・・・かなりの主観が入っていますが。

読んだ人は多いと思いますが、母親に対する愛を書いた話です。
感想はいっぱいあるんですが、高校生になる主人公が別府の美術高校に通うため、親元を離れるシーンがあります。。
そのときにオカンから渡された弁当がとっても印象的だった。
ボクも地元から二回程旅立って行った事があるんです。
(二回旅立ってまた帰ってくるってのも珍しいかもしれないが・・・)

一回目は東京の大学に通うために、あずさに乗って行ったとき。
このときは良く覚えていないので省略。

二回目は札幌に転勤になり、車で新潟港まで移動し、フェリーで小樽港へ行ったとき。
このときに、母親からおにぎりを持たされたのを覚えています。
早朝に出発したんで、途中のサービスエリアと、フェリーの中で食べたんですけど、
なんかちょっと寂しかったですね。

でも、そのおにぎりよりも寂しくさせたのは、手作りのクッキー。
白いパウダーがいっぱいついていて、食べると「ゴホゴホ」ってなるクッキー。
あれはホントに地元を離れることを辛くさせた。
そんな4年前のワールドカップの年を思い出しました。

追伸:クッキーは母親じゃないですよ、クッキーなんて作っているところは
   みたことありませんから。