レバレッジ・シンキング

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レバレッジシリーズをもう一つと思って、読んでみました。
でも、さすがに3冊読むと内容のダブりが多いですね。

レバレッジ本を読んだことのない人へ簡単に説明すると、コンセプトを紹介すると、
「少ない労力と時間でにレバレッジ(てこの原理)をかけて、大きな成果と得ようと!!」
ということです。

この本を読んでいると、沢山の引用が出てきます。
それだけ著者がビジネス書を多読しているということなんでしょうね。
そんな著者が
「一握りの天才を除いては、誰か成功した人のやり方を学んで自分なりの応用を加えるのが成功の近道」
と言うと、かなり説得力があります。
そして商売上手です。

さて、今回読んでみて一番印象に残ったのは、次の内容です。

毎日つきあっている人がマインドの低い人だと、自分も低くなってしまう。
自分よりもマインドの高い人、マインドの高いネットワークに加わることによって、
それに影響されて自分のマインドも高くなる。

確かにそうですね、周りに流されてしまいますよね。
そうならないためには、周りのマインドを高くさせるか、自分が高いマインドの所へ
行くか・・・さーどっち。


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第1章 常にレバレッジを意識せよ

■多くのビジネスパーソンが練習不足なのだから、少しでも練習すれば頭一つどころか
 かなり抜け出す事が可能
■パーソナルキャピタルを増やし、これにレバレッジをかけることにより、
 少ない労力と時間で大きな成果を獲得する。
 時間↓ 労力↓ 収入↑ 成果↑
■余裕時間を投資に回すことにより、成果が上がりさらに時間が生まれる。
■パーソナルキャピタルを増やすと同時にマインドも高めていかなくてはならない。
 パーソナルキャピタル×マインド=成果
■マインドは資産ではない。マインドが高まってもパーソナルキャピタルを増やす努力
 をしなければ成果は上がらない。
■ゴールを明確にすると「カラーバス効果」によってチャンスを得やすくなる。

第2章 労力のレバレッジ

■少ない労力で成果を上げるポイント
 ①仕組み化
 ②無意識化・習慣化
 ③KSF(キー・サクセス・ファクター)をみつける
 ④その他のレバレッジ
楽天の成功コンセプトには「仮説⇒実行⇒検証⇒仕組み化」がある。
 仕組み化には、余計な時間・労力はかかるが、それによって継続してリターンを
 得ることができる。
■効率が悪く、成果が上がらず時間がかかってしまう原因としてポイントがずれている
 ということがある。
 成功へのカギを握る要素(KSF)を見極める能力が必要。
■始める前に、成功するための最短距離を考えて効率的に行動することが、
 成果を上げるために必要な能力である。
■80対20の法則
 ・二割の時間で成果の八割をあげることができる。
 ・100やるべきことのうち、特に大切なことは20程度である。
■KSFをみつける方法
 ・前例を調べる
 ・うまくやっている先輩などに聞く
 ・ビジネス書から学ぶ
■一つの物事をするときに、同時になにかできないかを考えて効率化する
■習慣化されたエクササイズは重要である。疲れたからこそ、普段通りに
 体を動かすことが大切
■限界は自分でつくってしまっているだけである。「自分はできる」と思うことで、
 プラスのレバレッジがかかる。

第3章 時間のレバレッジ

■時間があるから成果が上がらない。意図的に時間を短くして成果を
 上げるようにする。
■仕事のスピードを上げることが重要なのではない、成果を短時間で上げることが重要
■余裕をつくるために、まずは投資すること必要。投資することで、時間を生み出す
 ことができる。
■スケジューリングは、まずゴールを決め、現状からゴールまでを逆算思考で決める。
■時間割を作って実践したら、それをレビューして時間の使い方を分析する

第4章 知識のレバレッジ

■知識への投資は単なる勉強ではなく、リターンを得るために行う行為。
■一握りの天才を除いては、誰か成功した人のやり方を学んで自分なりの応用を
 加えるのが成功の近道。
■前例としては、自分に似たタイプの人のやり方を参考にすると効果的。
レバレッジ・リーディングの成果をチームでのミーティングにかけることで、
 チーム全板にレバレッジがかかり、乗数分の成果をもたらす。

第5章 人脈のレバレッジ

■人間が一人でできることは限られているが、人脈によってレバレッジがかかると、
 自分一人で出せる成果の何倍もの大きな成果を生み出せる。
■毎日つきあっている人がマインドの低い人だと、自分も低くなってしまう。
 自分よりもマインドの高い人、マインドの高いネットワークに加わることによって、
 それに影響されて自分のマインドも高くなる。