てのひらの迷路 石田衣良

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また、図書館で借りてきた本です。
石田衣良の短編集、「てのひら迷路」。
雑誌に連載していたのをまとめたものらしいです。

各話の前に作者自身の解説というか、紹介文がついていて、普通の小説とは違った感じで読めます。
話的には、作者自身の事を小説にしたってのが結構あって面白かったです。

話の中に「片脚」ってのと「左手」ってのがあります。
これは、体のパーツを取り外すことができるようになった場合の、遠距離恋愛カップルを描いたものです。
男性は女性の片脚を宅急便で送ってもらって週末を過ごし、女性は男性の左手を送ってもらい週末を過ごす。
簡単に言うと、フェチの話なんですけどね。

もし、体のパーツを一つ送ってもらうとしたらどこにしますか?
僕もきっと脚にすると思いますね(笑)