一瞬の風になれ① 佐藤多佳子

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読書の秋・・・ってもう冬か。
寒くなると石油ストーブにあたりつつ、置いたヤカンで沸かしたお湯で
コーヒーを飲みながら本を読むのが好きです。

今回も図書館で借りてきた本です。
内容は全然わからずに、新刊で置いてあって、誰も借りていなかったから
選んだんですけど、予想外に面白かったです。

内容はうまく説明できないのでAmazonより引用
「速くなる」ただそれだけを目指して走る。
白い広い何もない、虚空に向かって…………。
春野台高校陸上部。とくに強豪でもないこの部に入部した2人のスプリンター。
ひたすらに走る、そのことが次第に2人を変え、そして、部を変える。
「おまえらがマジで競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」思わず胸が
熱くなる、とびきりの陸上青春小説、誕生。 

主人公は天才ではなく、努力するタイプでとっても共感が持てました。
目標を持って、それを超えるために努力する。
そういうの、とっても好きです。
天才ってものにも憧れますけどね。

高校の陸上部を舞台にしているんですが、陸上って個人競技だと
思っていたんですけど、リレーは団体競技になるんですよね。
バトンを渡すだけだけど、その一瞬にだけチームワークが必要になる。
バトンを落としたらとか、渡せなかったらとか少しハラハラしてしまいますね。
きっと難しいんだろうな。